ボクは岡山で飲食サービスの世界に入りました。
初めは「カクテル作れたら女にモテるだろう」ぐらいの軽い気持ちで。( ̄m ̄*)
まだウブな若者だったボクを、このディープな世界に引きずり込んだ、悪の大魔王。
それが、ボクの「師匠」です。
この人に出会わなければ、今のボクはありません。
・・・そう、真面目な公務員になって、マイホームを買って、かわいい子供たちと・・・うんぬんかんぬん・・・
いやいや、ちょっとした妄想の世界にトリップしちゃいました。スマソ。
確かに、十数年のキャリアの中で、色んな方に出会って、色々なことを学びましたが、
人生の針路を決断させ、なおかつ、その教えが様々な場面において現れる。
そういった意味で、師匠と呼べるのは、ただ一人。
その敬愛する我が師が、先日ご来店。しかも、突然。
!Σ( ̄□ ̄;)「ちょっと、そーゆーの面白がってやるのやめてくれません?」
心拍数上がったっちゅーのッ!
だって、その店をアガッて以来、仕事してるとことか見られてないんですから。
でも、嬉しかった。
成長した姿を見せれたんじゃないかと勝手に思ってます。当たり前か、十年以上経ってる。
あぁ、それにしても、色んなコト思い出すなぁ・・・。
何も知らずに、初めてカウンターでお客さんの前に立った日。
「お前の仕事は立っとくことか!?」とヒジテツくらわされたコトとか。
早く仕事できるようになりたくて、
「レシピ、コピーさせてください」と言ったら、
「つまらん。書け」と言われて、200種類のレシピを手書きで写したコトとか。
まだ入りたてのほぼ未経験者に、新店の店長やらせた上に、ある日突然、
「ワシ、今日から入らんから」と電話一本で、いきなりひとりぼっちにされたコトとか。
「給料どんだけいるんな?」と訊かれて、よくわからなかったんで、適当に、
「こんだけください」と答えたら、
「そんだけやるけ、一年間休み無しな」と言われて、ホントにその通り働いたコトとか。
(実際は、半年後に隔週で休みをくれました)
まだまだあるけど、なんかちょっと涙出てきたんで、この辺で・・・。 ( ノω-、)
・・・いやぁ、しかし、いい思い出だー、うん。
やっぱ、最初が肝心だもんねー、うんうん。
おかげで今もこうしてやれてます。ありがとーございます。
冗談じゃなく、ホントにそう思ってます。もう一度、ありがとうございます。