· 

熊本ワイン探訪記(2012/04/30)

2012年・九州ワイナリー巡り・第一弾!


(はじめに。・・・今日のはかなり、ながーいよ。お急ぎの方はご遠慮ください)



というわけで、「熊本ワイン」に行ってきました。 (@^∇^@)


もちろん「さくら」に乗って。

はやいッ!!はやすぎる。全然遠くに来た気がしませんッ。


熊本から在来線に乗り換え、ワイナリーの最寄駅「西里」へ。


着きました。見事に無人駅です。切符を入れるポストのようなものがホームにひとつ。 (´・ω・`)


看板とか案内板らしきモノは・・・ありませんねぇ。

道を尋ねようにも・・・いませんねぇ、誰も。



・・・いきなりピンチですッ!!(´・ω・`) !Σ( ̄ロ ̄lll)



まさかここまでカントリーだったとは・・・想定外でした。

熊本市街から結構近いので、もうちょっと都会をイメージしてしまっていました。

なので、住所も電話番号も控えて来ていません。


分かっているのは「電車の進行方向に向かって左側にある」・・・ってことだけです。

 (´・ω・`) !Σ( ̄ロ ̄lll)



距離も高さも知りません。

行ったら何とかなるだろうと思い込んでいましたからッ。

駅からは、それらしき建物は・・・まったく見当たりません!



・・・とりあえず、そっち方面(左側)へ進んでみます。


田舎道って進んでもあんまり進んでる気がしないことない?


やばいッ!営業時間に間に合う?ってゆーか、そもそもたどり着けるん? (´・ω・`) 


なんて考えながら進んでいると小高い丘の上に何やら建物がチラッと。

そっち方面に行けそうな道も。


すると、その道沿いに「フードパル」の看板を発見。

フードといえば・・・「ワイン」。 ( ̄ー ̄)


さらに、そちらから観光バスが下りてくるではありませんか。

観光といえば・・・「ワイナリー」。 ( ̄ー ̄)



これは・・・あるね。 ( ̄+ー ̄) !Σ( ̄ロ ̄lll)



でも、この坂道を曲がった先が果てしなく登り続ける道だったり、

いきなり次の丘に続く下り坂だったりしたら・・・。 (´・ω・`)


などという不安を抱えながら進んで行くとその先に・・・


あったー♪♪♪ 「←熊本ワイン」の看板がー♪♪♪ q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p


ハッキリ言って、この時点でだいぶ満足しました。

ミッション完了!・・・そんな気分です。 (=´∇`=)


さっきチラッと見えた建物は位置的に違う建物だったんじゃないか?とか、

さっきの観光バスってホントにこのワイナリーから出てきたのか?とかは、

もうどうでもいいことですッ。 !Σ( ̄ロ ̄lll)


この方向音痴のボクがあてずっぽうで、まっすぐ目的地に着いたんですからッ。

ちょっとした奇跡ですよ。 (* ̄ー ̄)v !Σ( ̄ロ ̄lll)

というわけで、まずは記念撮影。こんにちは、よろしくお願いします。


とりあえず、建物の中へ。

お土産のショップですな。

おぉ、くまモングッズ発見!

しかし、今日の目的とは違うので、後ろ髪引かれながらも更に奥へ。


ワインの試飲コーナー発見!が、ひとまず、そのまま外へ。

ちなみに、これが「ヤマソーヴィニヨン」です。↓

酔っぱらってしまう前に、醸造所の見学コーナーへ。

当然ながら、今は稼働していません。ガラス越しにタンクとかその他諸々を眺めます。

↑「ワインはこうしてつくられる」んです。


続いて地下の貯蔵庫へ。

ガラス越しに木樽が並んでいるのを眺めます。

通路には、樽ができるまでの段階ごとの現物が展示してあります。これは萌えます。 ( ̄m ̄*)


すると、作業服の従業員らしき男性が、

「中見ますか?」

「・・・え?いいんですか?ハイッもちろん!」 (☆▽☆)

という感じでセラーに入らせていただきました。


ひんやりとしています。自然の空調です。

湿度だけは機械で調整をしているそうです。


樽の産地や中のワインの説明を聞いたところで、改めて自己紹介をしたところ、

営業の方を紹介していただきました。

ちなみに、セラーに入らせてくださったのは、「あまりにも熱心に見ていたから」だそうです。


その後、先程の醸造所にも案内していただきました。

今まで何度かワイナリー見学に行ったことがありますけど、これだけ間近で見たのは初めてです。

本でしか知らない知識が少しだけ真実味を帯びた気がします。


それから、営業の方に説明をいただきながら、試飲をさせていただきました。

普通はカップなんですが、グラスをご用意してくださいました。ありがとうございます。


計8種類のワインをテイスティング。

さすがに「菊鹿」のシリーズはありませんでしたが・・・(笑)

(「菊鹿」は熊本ワインのフラッグシップ的ワインって感じでしょうか)


どれも美味しかったんですが、際立っていたのが・・・「ナイアガラ」。

これは仕入れたいと思います。なので、味わいの詳細はその時までのお楽しみに。 ( ̄ー ̄) 

↑「菊鹿」の中で唯一残っていた「カベルネ・ソーヴィニヨン」を1本購入しました。

10年と11年のブレンドで、これも今はもうここでしか手に入らないそうです。

もちろん飲んだことありません。楽しみですね。いつ開けましょうか?


ちなみに「菊鹿」の「シャルドネ」が7月にリリースされるそうなので、

それも楽しみに待ちたいと思います。

↑「赤ワイン&白ワインのジェラート」です。ごちそうさまでした。



帰り際に外で、先程場内を案内してくださった方にお会いしたので、

お礼を申し上げると、お名刺をくださいました。



「代表取締役社長」 !Σ( ̄ロ ̄lll)



ありがとうございましたー!!!

ホントすみませんでしたー。


と思いながらも、あまりにも社長が良い方なので、

一緒に写真撮影をお願いしました。 !Σ( ̄ロ ̄lll)

(許可を得るのを忘れてしまったので、画像は割愛)


さらに、迷惑ついでに「熊本の美味しいお店」を尋ねてみました。 !Σ( ̄ロ ̄lll)


三軒ほど教えていただいたので、店の名前を伺ったところ、

「ちょっと待っててください」と言われ、待つこと数分。

わざわざネットの情報をプリントしてくださいました。 !Σ( ̄ロ ̄lll)


ありがとうございましたー!!!

ホントすみませんでしたー。


さぁ、いざ出発!しようとすると、

「駅まで送りましょう」

「いやいや、そこまでしていただくわけには。

もうこれ以上は甘えられません。のんびり行きますから、大丈夫です!」

ということで、先程調べておいた時刻表をチェック。


・・・あと、9分で電車来るね。そして、しばらく来ないね。


すみませんッお願いします!もう・・・甘えまくってしまえッ! !Σ( ̄ロ ̄lll)


さっき不安に駆られながら登ってきた道をあっという間に過ぎ「西里駅」へ。

まったく時間を無駄にすることなく熊本へ戻ることができました。


ありがとうございましたー!!!

ホントすみませんでしたー。




本当に素晴らしいホスピタリティです。見習いたいと思います。

やはり、組織の長たる者、こうであるべきなのだとしみじみ感動しました。


よくよく考えてみれば、そういう立場の方じゃなければ、どこの誰かもわからない人を

大事な場所に勝手に案内できませんよねー。


でも、作業服でお花の植え替えしてらしたしねー。いやぁーまったく気づきませんでしたー。

ってなんか、漫画とかドラマの登場人物の気分ですねー。




今日はホントすべてのコトが良い方に向かっていました。

小倉を出発するのが大幅に遅れてしまったことすら、幸運に思えます。

ラッキーマン中のラッキーマンです。 ( ̄+ー ̄)


今日の出会いに大感謝♪

本当に充実した訪問になりました。ありがとうございます。

さらに、こちらの依頼にも素早い対応をいただきました。重ねてお礼申し上げます。



というわけで、いただいたオススメ情報を比較検討しながら、

夕暮れの熊本繁華街へ繰り出すのでありました。


「熊本ワイン編」完。